AI Task Factorizer とは
メールの返信、会議の議事録、プロジェクトドキュメント——こうした「やることが埋まっているテキスト」からタスク候補を拾い出す作業を補助するのが AI Task Factorizer です。入力テキストを Gemini AI に送信し、TODO候補と分類案を生成します。
ソフトウェアエンジニア 寺島和宏 (howlrs) が開発・公開しているこのツールは、Google の Gemini AI を活用しています。
どんな課題を解決するか
「このメール、何をすればいいんだっけ」「この仕様書から誰が何をやるか整理しないと」——そういう状況は日常的に起きます。
AI Task Factorizer は現状を表すリソース(テキスト)を解析し、タスク候補と分類案を出力します。見落とし、誤解、優先度の誤りは起こりうるため、実際のタスク・担当・期限は人が確認して決定してください。
主な機能
AI 自動タスク分解
渡したテキストから Gemini AI がアクション候補を抽出します。「〜を確認する」「〜に連絡する」「〜を修正する」といった案を出しますが、内容の正しさや網羅性を保証するものではありません。
曖昧な文章から具体的なタスクを引き出す——そこに AI を使う意義があります。
メール・ドキュメント解析
メール本文、会議メモ、要件定義書、Slack のログなど、テキストであれば幅広く対応できます。構造化されていない自然言語の中から、実行すべき項目を見つけ出します。
イシュー自動分類
抽出した候補は内容に応じて分類案として整理されます。分類、アサイン、優先順位付けは提案に留まるため、チームのルールに沿って人がレビューしてください。
使い方のイメージ
# テキストを渡してタスク分解を実行
echo "先方からのメール本文..." | ai-task-factorizer
出力はリスト形式で TODO候補とカテゴリ案を表示します。プロジェクト管理ツールへ登録・共有する前に、内容、機密性、担当者、期限を確認してください。
こんな方におすすめ
- 毎日大量のメールや Slack メッセージからタスクを拾い出している方
- 会議後の議事録をすぐ TODO リストに変換したい PM・リーダー
- 仕様書や要件定義書からエンジニアのイシューを整理したい方
- タスク管理を習慣化したいが、入力の手間が障壁になっている方
Gemini AI利用と人による確認
入力テキストは Gemini AI に送信されます。メール、議事録、仕様書には個人情報、認証情報、契約情報、非公開の事業情報が含まれることがあるため、送信前に利用規約、社内規程、権限を確認してください。出力は必ず人が検証してください。
オープンソースとして公開しているのは、ツール自体の改善にコントリビューションを歓迎しているからでもあります。自分のワークフローに合わせてカスタマイズしたい方も、ぜひコードを覗いてみてください。
入手する
github.com/howlrs/ai_task_factorizer でソースコードを公開しています。
テキストを渡すだけでタスクが整理される体験、一度試してみてください。